Itukaのベランダ 自由すぎる掲示板 60738

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栽培方法について

1: :

2010/05/03 (Mon) 11:06:26

『固定・着生の効果』の記事ですが、一目瞭然の結果が出ましたね。

やはり着生させて栽培すると株の成長が良いのですね。

で、何故に水苔乗せより成長したのか?って疑問を自分なりに考えてみたのですが、多分「適度な湿度と乾燥がチランジア本来の本能(機能)を十二分に発揮させる」からなのではないでしょうか?!

それが水苔だけですと湿度の微調整が難しくなり、結果的に乾燥と加湿にメリハリが無くなります。
まっ、通風さえ確りしていれば株は腐らず成長しますが、逆にチランジアは葉を伸ばさなくても常に必要な湿度を得られる。
つまり大きくなる必要がなくなる。

この見解がもし正解ならば、適度な水苔と着生は最高の栽培方法なのではないでしょうか。


長々とスミマセンでしたm(__)m
2:ituka:

2010/05/04 (Tue) 14:42:18

斬さん

「適度な湿度と乾燥がチランジア本来の本能(機能)を十二分に発揮させる」という見解は正しいと思います。それは、「自生地の状態を真似た結果、生長や状態が良くなる」こととほとんど同じだと思います。
自生地を真似る基本的な条件は非常に簡単で、風通しの良い場所に置いて株の乾燥と湿潤のメリハリをつけるだけです。あとは観葉植物などと同じです。そこから更に踏み込むなら、固定や着生ということになります。
こんなに簡単なのに、正しい栽培法が世間に認知されないのは可笑しなことです。

湿度と生長の問題ですが、これも自生地を真似ることと同じで、対象となる1種類のチランジアに適した栽培法かどうかです。
そういう意味で、常に湿った水苔は、乾燥・湿潤のメリハリをつける管理がしにくくなるので、一般的に望ましくないというだけです。

ところで、着生株と水苔植え株の比較は当ブログではしておりません。
3: :

2010/05/04 (Tue) 21:43:25

>「適度な湿度と乾燥がチランジア本来の本能(機能)を十二分に発揮させる」という見解は正しいと思います。それは、「自生地の状態を真似た結果、生長や状態が良くなる」こととほとんど同じだと思います。

≫つまりこれも同じ理屈ですよね?
→プルモーサの自生地写真(といってもチラ本)を見ると、周囲に藻類などがなく風通しが良い乾いた場所を好むと推測できるので、この種はコルクやバークの方が良い可能性がある。 他も多分同じだと思うが、この株の根元部分は古い葉が下向きになって、株が立ち上がるようになっている。それを基部には何も接触していて欲しくないという意思表示と仮定する。自生地でもこの状態なら、恐らく根元に湿ったものは何も接触しておらず風通しが良いはずだし、それはチラ本の写真の通りでもある。  以上の全てを踏まえると夜間の高湿度が好きだけど、根元には何も触れていない方がいいということになる。※記事より抜粋

>自生地を真似る基本的な条件は非常に簡単で、風通しの良い場所に置いて株の乾燥と湿潤のメリハリをつけるだけです。あとは観葉植物などと同じです。そこから更に踏み込むなら、固定や着生ということになります。

≫因みにチランジアをヘゴに固定(着生)して水苔を株に触れないように巻いている記事を見掛けましたが、あれは株周囲の湿度だけを上げたいためですよね?

>こんなに簡単なのに、正しい栽培法が世間に認知されないのは可笑しなことです。

≫販売者サイドのキャッチコピー=プロの見解だと思われているからではないでしょうか。
若しくは値段の安さ(ダ〇ソー等)で購入し失敗を『ある意味恐れない又は仕方無いと割りきる』からでは無いでしょうか。

>湿度と生長の問題ですが、これも自生地を真似ることと同じで、対象となる1種類のチランジアに適した栽培法かどうかです。

≫自生地の違う種が10種あれば10通りの栽培方があると言う事ですよね?

>そういう意味で、常に湿った水苔は、乾燥・湿潤のメリハリをつける管理がしにくくなるので、一般的に望ましくないというだけです。

>望ましくない理由とは直接触れる栽培方法って事ですね?

>ところで、着生株と水苔植え株の比較は当ブログではしておりません。

≫勘違いしていましたm(__)m
4:ituka:

2010/05/04 (Tue) 22:23:47

≫つまりこれも同じ理屈ですよね?

A,その通りです。ただしこれは筆者の想像です。


≫因みにチランジアをヘゴに固定(着生)して水苔を株に触れないように巻いている記事を見掛けましたが、あれは株周囲の湿度だけを上げたいためですよね?

A,そうです。
少量基部に触れているものもありますが、いずれも1日で乾く量です。


≫販売者サイドのキャッチコピー=プロの見解だと思われているからではないでしょうか。
若しくは値段の安さ(ダ〇ソー等)で購入し失敗を『ある意味恐れない又は仕方無いと割りきる』からでは無いでしょうか。

A.過去のいわゆる「水がいらない植物」というキャッチコピーが用いられたブームで「すぐ枯れる植物」という印象が強くなっているということもありそうです。そろそろ、そのトラウマの傷も癒えてきた頃だと思いますが。


≫自生地の違う種が10種あれば10通りの栽培方があると言う事ですよね?

A.個人的には細かく分けても5通りくらいですね。大抵は乾燥気味か、湿り気味かを選ぶくらいです。栽培を考えるとき、まずはそこからです。
ヘゴかバージンコルクに固定するか、鉢植えにすることは決まっているので、あとはちょっとした気遣いとか工夫です。


>そういう意味で、常に湿った水苔は、乾燥・湿潤のメリハリをつける管理がしにくくなるので、一般的に望ましくないというだけです。

>望ましくない理由とは直接触れる栽培方法って事ですね?

A.そうです。
水苔の水分が常にチラを濡らすようなことは避けなければいけないので。
それと、水に強い緑葉種などは触れていても問題ないですが、別に触れている必要があるわけではない。
つまり水苔ほど保水性のあるものにわざわざ鉢植えする必要がないという考えです。

5: :

2010/05/05 (Wed) 10:06:49

貴重な情報ありがとうございます。

1つだけ質問なのですが、

>A.個人的には細かく分けても5通りくらいですね。大抵は乾燥気味か、湿り気味かを選ぶくらいです。栽培を考えるとき、まずはそこからです。
>ヘゴかバージンコルクに固定するか、鉢植えにすることは決まっているので、あとはちょっとした気遣いとか工夫です。

≫因みに鉢植えにしている種を教えていただいても良いでしょうか?
6:ituka:

2010/05/05 (Wed) 20:39:44

≫因みに鉢植えにしている種を教えていただいても良いでしょうか?

A.基本的に緑葉種は鉢植えにしてます。プンクチュラータ、トリコロール、ウンベラータ、バリアビリスなどいくら水をかけても良さそうな種類です。

いずれも、たくさんの水やりを考慮して固定・植え込み材を全て決めてしまいます。その方が楽だし、水やりを遠慮する必要もないので、人間にもチラにもいいのではないかと考えています。(もちろん屋外に置くのは基本です)

コンポストは水苔と杉皮で、混ぜて使う場合もあります。その場合は乾きやすい杉皮を基本にして水苔を保水させたい分だけ入れる感じです。

ちなみに銀葉種は鉢植えしていません。でも、もしするなら、コンポストは洋ラン用バークか、軽石小粒、杉皮単用などの保水性の低いものにして、その上にチラを置く感じにします。


ちょっと長くなりました・・・。
最後に、このやり方が最良ではないので、自分で最も良いと思える栽培法を見つけることをオススメします。

掲示板、気が向いたらまたご利用下さい(笑)

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